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まず、「禁煙宣言証明書」を作成し、本人・支援者(家族)・主治医が連名サインをして、志気を高めます。 |
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初診時に呼気中の一酸化炭素濃度を測定し、タバコ臭い人はかなりの高値が出ます。「うそ発見器のように濃度測定器を使用します」と話すと、禁煙希望者にはやる気が出るみたいで、一酸化炭素濃度測定を結構楽しみに二度目・三度目の再診にやってきてくれます。 |
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初診時からニコチンパッチ(ニコチン成分が皮膚から吸収されるよう工夫されたシール)を処方して、ニコチン依存症本来のサポートも行います。パッチには高・中・低の3種類の濃度があり、4週間・2週間・2週間で濃度を下げていく予定を立てていますが、自主的にパッチを貼らずに済ませている方もいます。パッチ1枚は安いものではありませんが、医療保険が利くのでタバコ1箱よりは安いと思います。パッチを節約し過ぎると、「ニコチン切れ」が起こって喫煙の再開につながりますので注意をして下さい。 |
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「喫煙本数日記帳」のような表もつけていただいており、3カ月間毎日分のかなり細かい表となっていますが、皆さん気合いを入れてつけてきてくれます。だんだんと本数が減っていく「証」が目の当たりにできるので、「やる気」が出るのでしょうか。 |